2022サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会 今からでも間に合う!日本代表の10のこと〜後編その6からその10まで〜

サッカーW杯

サッカーW杯は地区予選が終わって本大会への切符を手にしてから本大会が始まるまで少々時間が空きます。そのため人によっては熱意が冷めてしまったり、関心が他のことへ移ってしまったりする人もいます。しかし!こんな時こそ11月から始まる本大会に備え、楽しむための情報を仕入れましょう!

今からでもまだ間に合います!W杯カタール大会を100倍楽しむために、今回はサッカー日本代表のW杯にまつわる10の豆知識をご紹介します!続いて後編、その6からその10までをどうぞ!

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6. 本大会へは今回が7回目の出場  7. 今までの戦績

日本代表が初めてW杯に出場したのは1998年フランス大会でした。そしてなんとこのフランス大会から今回で7大会連続で本大会に出場することになるのです!今でこそ本大会出場が当たり前のようになっていますが、ここまでの道のりは先人たちの大きな努力と苦労があってこそ。ここで先人たちへのリスペクトも兼ねて、過去の6大会を戦績を含め振り返ります!

1998年 フランス大会

上記のように日本が初めてワールドカップに出場した記念すべき大会です。3戦全敗で予選リーグで敗退しました。グループHで、アルゼンチン・クロアチア・ジャマイカと対戦。2度の優勝経験を持つアルゼンチン以外は初出場。

6月14日アルゼンチン戦・・・0 – 1 で敗戦

6月20日クロアチア戦・・・0 – 1 で敗戦

6月26日ジャマイカ戦・・・1 – 2 で敗戦 中山が日本のW杯初ゴールを記録

結果・・・グループリーグ敗退

2002年 日本・韓国共同開催

地元開催で地区予選なしで本大会に出場し、本大会までに試合感をどれだけ高められるかが勝負だったこの大会は、初勝利そしてこれまた初めて決勝トーナメントに駒を進めた大会でした。予選リーググループHで、ヨーロッパの古豪ベルギー、ロシア、チュニジアと対戦。

グループリーグ

6月4日ベルギー戦・・・2 – 2 で引き分け(初勝ち点1を手にする)

6月9日ロシア戦・・・1 – 0 でW杯初勝利

6月14日チュニジア戦・・・2 – 0 で快勝

決勝トーナメント

6月18日トルコ戦・・・0 – 1 で敗戦

結果・・・ベスト16

2006年 ドイツ大会

日本代表監督にブラジルの英雄ジーコが就任、「海外組」と呼ばれる海外のクラブに所属する選手が多く召集された史上最強の呼び声も高いチームでした。が、結果は2杯1分で予選敗退でした。グループリーグF組で32年ぶりの出場のオーストラリア、前回も対戦したクロアチア、そして前回覇者のブラジルと同組でした。

6月12日オーストラリア戦・・・1 – 3 で逆転負け

6月18日クロアチア戦・・・0 – 0 でスコアレスドロー

6月22日ブラジル戦・・・1 – 4 で大敗

結果・・・グループリーグ敗退

2010年 南アフリカ大会

イビチャ・オシム監督がアジア予選の最中に脳梗塞で倒れ、急遽岡田武史氏にバトンが繋がれ指揮を執った大会。グループリーグE組でカメルーン、オランダ、デンマークと対戦。2勝1敗でE組2位となり2002年の自国大会以来の決勝トーナメント進出となりました。この大会で本田圭佑が鮮烈なデビューを果たし、これ以降良くも悪くも本田の日本代表色が濃くなりました。

グループリーグ

6月14日カメルーン戦・・・1 – 0 本田のゴールで勝利

6月19日オランダ戦・・・0 – 1 で敗戦 この大会オランダは準優勝 ヨーロッパの競合クラブに所属したスナイデルやデ・ヨングなどに押し込まれ敗戦を喫しました。

6月24日デンマーク戦・・・3 – 1 で勝利 本田の1ゴール1アシストで見事に勝利、決勝トーナメントに駒を進めました。

決勝トーナメント

6月29日パラグアイ戦・・・0 – 0 PK戦の末敗退

結果・・・ベスト16

2014年 ブラジル大会

グループリーグ戦C組でコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと対戦しました。主力メンバーの多くが海外の有名クラブでプレイしていたこの代表は、大きな期待と共に本大会に臨みました。しかしそれがプレッシャーとなったのか結果としては2杯1分でグループ最下位で予選敗退しました。大会前のキャンプ地選びの失敗などコンディション調整に失敗したのが大きな理由だそうです。

6月14日コートジボワール戦・・・ 1 – 2 で敗退 本田の鮮烈な先制点で期待しましたが、ドログバやヤヤ・トゥーレなど世界的なタレントを抱えるコートジボワールに逆転を許しグループリーグ初戦を落としました。

6月19日ギリシャ戦・・・ 0 – 0 でスコアレスドロー

6月24日コロンビア戦・・・1 – 4 で大敗 

結果・・・グループリーグ敗退

2018年 ロシア大会

グループリーグH組でコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦。本大会を決め本大会直前にハリルホジッチ監督が解任され、西野朗が後を引き継ぎました。期待に応え2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めました。

グループリーグ

6月19日コロンビア戦・・・2 – 1 で勝利 前回大会のグループリーグで大敗した相手に勝利。

6月24日セネガル戦・・・2 – 2 で引き分け本田の3大会連続ゴールで引き分けに持ち込む。

6月28日ポーランド戦・・・0 – 1 で敗戦

決勝トーナメント

7月2日ベルギー戦・・・2 – 3 で敗退 2 – 0での2点差から逆転され初のベスト8ならず。

結果・・・ベスト16

8. 今の日本代表選手はほとんどが海外クラブ所属

まだW杯に出場する代表選手は発表されていませんが、恐らく主力メンバーと予想される以下の選手の所属クラブを列挙しました。

FW

  • 浅野拓磨・・・ボーフム(ドイツ)
  • 前田大然・・・セルティック(スコットランド)
  • 南野拓実・・・ASモナコ(フランス)
  • 伊東純也・・・ヘンク(ベルギー)
  • 三笘薫・・・ユニオン・サン=ジロワース(ベルギー)
  • 久保建英・・・マジョルカ(スペイン)

MF

  • 遠藤航・・・シュツットガルト(ドイツ)
  • 田中蒼・・・デュッセルドルフ(ドイツ)
  • 守田英正・・・サンタ・クララ(ポルトガル)
  • 原口元気・・・ベルリン(ドイツ)
  • 柴崎岳・・・レガネス(スペイン)

DF

  • 吉田麻也・・・シャルケ(ドイツ)
  • 冨安健洋・・・アーセナル(イングランド)
  • 板倉滉・・・シャルケ(ドイツ)
  • 伊藤洋輝・・・シュツットガルト(ドイツ)
  • 中山雄太・・・ズヴォレ(オランダ)

などなど海外のクラブに所属していることがもはや普通になっています。

9. 本大会予選リーグの対戦相手

今回のカタールW杯本大会の予選リーグ組み合わせは既に決定しています。日本代表は「E組」です。対戦相手はスペイン、ドイツ、コスタリカです。ヨーロッパの強豪スペイン・ドイツと同組となり予選突破が厳しそうですが、この対戦相手を少し分析してみましょう!

ドイツ代表

日本の初戦は11月23日、相手はドイツです。そう、日本人も多く国内クラブに所属している。欧州の強豪国ドイツです。そのドイツは、FIFAランキング12位、欧州予選を9勝1敗、J組1位通過、18大会連続20回目の本大会出場です。そしてW杯優勝が5回のブラジルに次ぐ4回で2番目に多い!(イタリアも4回)そんなドイツと初戦でぶつかります。個人的には、教科書通りのドイツ代表のプレースタイルはあまり好みではありません。面白味というか、エンターテイメント性が少ないと感じるからです。でもそれが強さの秘密でもありますけどもね。

コスタリカ代表

最後の本大会出場の切符を手にしたのがコスタリカ代表。まずコスタリカとはどこ?となる人も多そう。ここです☟

Google mapより

北中米カリブ海地区の国です。オセアニア地区1位のニュージーランドとのプレーオフを制し本大会出場を決めました。で、どんなチームかというと、、あまりよく分かりません!調べた結果こんな感じです☞5バックで守備を重視しながら前線からの積極的なプレスとカウンターで強豪国と対峙できる実力のあるチームのようです。2014年のブラジル大会ではグループリーグでウルグアイやイタリア、イングランドといったサッカー大国の中にあって、グループリーグ1位通過、決勝トーナメントでも1回戦のギリシャをPK戦で下し準々決勝でオランダにPK戦で惜しくも敗退。個人の能力にも優れたバランスの取れたチーム、日本は勝ち点3を取れるのか!

スペイン代表

第3戦は12月1日(現地時間)、相手国はスペインです!世界最高峰のサッカーリーグとも言われるリーガ・エスパニョーラのスペインです!FIFAランキング7位、欧州予選を6勝1分け1敗のB組1位で通過、12大会連続16度目の本大会出場です。優勝は2010年南アフリカ大会での1回のみですが、代表選手の多くが自国のクラブに所属しておりチームの一体感、選手層の厚さは筋金入りです。実はスペインのようなポゼッションの長い(ボール回しが上手いのですが、、)試合の運び方も個人的にはあまり好みではありませんが、アクセルが入った時のグッと相手ゴールに向かう躍動感は、血湧き肉踊ります!

10. 見どころ、そして楽しみ方

ワールドカップの楽しみ方は人それぞれですが、まずはサッカーのゲームそのものを純粋に楽しんで欲しいですね。勝ち負け、ではなく世界の代表チームの世界最高レベルのプレー、パス回しや個人技、シュートなど、感動で鳥肌立ちます。もちろん日本を応援して、史上最高のベスト八を目指して欲しい気持ちに嘘偽りはありません。そしてせめて日本代表のスタメンレベルは選手の顔と名前を一致させておいた方が10倍楽しめると思います!

もう1つ、各国の代表のスター選手を数名覚えておくと、より一層楽しめると思います。実況のアナウンサーがフォワードの〇〇〇〇!と言って、誰だかわからないより、ああ背番号8のあの人ね、なんて方が楽しいに決まっています。あとはその代表の戦歴(例えばドイツ代表は今回20回目の本大会出場で、優勝は4回、、、)も頭に入れておくと、実況が言っていることもスッと頭に入りますので、数倍面白く中継を観られるはずです!

まとめ!

まずはこの記事で日本代表の10のことを把握すれば、最低限日本代表戦は存分に楽しめます!11月が楽しみですね!一緒に日本代表を応援しましょう!そしてサッカーW杯を楽しみましょう!!

前編その1からその5はこちらからどうぞ☟

追記

12/2早朝のスペイン戦で、見事グループリーグを首位突破した日本代表。決勝トーナメントも厳しい試合になります!これを着てテレビの前で、パブリックヴューイングで、一緒に応援しましょう📣

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