皆さん、「白湯」飲んでますか?飲んでいたらこのブログには辿り着かないと思いますが笑。昔から身体に良いと言われている白湯。でも何が身体に良いのか、なんで身体に良いのか、ただのお湯でしょ?と知らずに敬遠してきた人も多いはず。僕も白湯なんて年寄りの飲むものだと今までは全く見向きもしませんでした。しかし、年を重ねたこともあるのか、ヨガの先生をやっている奥さんがお茶がわりに普通に飲んでいるのを見て、興味本位で飲み始めました。
個人的な感想としては、朝起きてすぐに飲むと、茶や水よりも乾いた喉や身体にスゥ〜っと吸収されていくように感じました。飲み続けることで体調を整えることができると言われていますが、1ヶ月程度のみ続けてもまだその効果のほどは実感できないな、というのが本音です。
「白湯」とは?
「白湯」とは何なのでしょうか?ただのお湯ではないの?と思っている人もいると思います。僕がそうでした。正しくは、「白湯」とは沸騰させたお湯を飲める温度まで冷ました飲み物で「湯冷まし」とも呼ばれ、昔から薬を飲むときに使われていました。赤ちゃんのミルクも湯冷ましで作りますよね。一度沸騰させているので、雑味がなく口当たりが柔らかいのが特徴です。少し甘みを感じるかもしれません。
白湯の作り方
- 鍋ややかんに蒸留水を注ぎ、蓋をしないでコンロの火で沸騰させる
- 10〜15分ほど沸騰を続ける
- 50度くらいまで冷ます
以上です。簡単です。フーフー冷ましながら少しずつ飲みます。
また、白湯を作るにあたって便利なグッズの記事をしたためました。ご参考にしてください。
アーユルヴェーダが発祥
白湯のルーツは約5,000年前のインドの伝統医学であるアーユルヴェーダにあると言われています。アーユルヴェーダでは人はみんな火・水・風の3要素から成る生命エネルギーを持っていて、そのバランスを3要素を併せ持つ白湯が補ってくれる、ということのようです。水を熱して空気で冷ますことから、火・水・風が調和した飲み物とされています。
「白湯」を飲むことで得られる効果
それでは一般的に白湯を飲むことで得られる効果についてまとめました。
基礎代謝の向上でダイエットや免疫力アップも
白湯を飲むことで体が温まり、基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がることによって痩せやすい身体になります。また基礎代謝が上がるに伴って免疫力もアップして、風邪や病気になりにくくなります。自律神経やホルモンのバランスも整えられると考えられています。
デトックスや美肌効果
体を内側から温めてくれるので、血行も良くなります。血流が良くなると老廃物を出しやすくなります。また新陳代謝が促されることにより肌のターンオーバーが促進され、顔色が明るく、肌がきれいになることが期待されます。
冷え症の改善や便秘解消
基礎代謝が上がることで体温も上がり冷え性の改善につながります。また腸内環境が整い、善玉菌が増え、栄養の効率の良い吸収も促され、便秘の解消も期待できます。
注意点
1日に飲む量はコップ3〜5杯くらいにしないと腸内の必要な栄養まで流してしまったり、むくみが出たりするようです。大体800mlくらいまでです。また、冷めてしまっても温め直しはNG。
いつ飲むのがおすすめ?
「朝起きてすぐ」がおすすめです。寝起きの身体は1日の中で一番冷えているそうで、白湯を飲んで消化器官を刺激して目覚めを助長してくれます。また寝る前はリラックス気分をもたらしてくれます。理想は朝・昼・夜の1日3回です。が、食後30分間は胃の消化液を薄めてしまうため、避けるのが良いようです。
まとめ
以上、白湯を飲むことの効果をまとめました。いいことづくめなので今すぐにお湯を沸かして飲んでみてください。ヨガの先生(妻)曰く、「白湯は15分沸騰させなくてもいいし、自分の好みの温度まで沸かして、好きなように飲めばいいよ」とのこと。まずは気軽に楽しみながら、お湯を飲んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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