昨年から続くモノやサービスの値上げラッシュは我々庶民の生活に大きな影響をもたらしています。この値上げラッシュ、2022年秋以降も続きます。我々がするべきことは、正しい情報を得ること、その情報を元に必要なものを必要な分だけ買うこと、そして無駄を100%無くすこと、です。
2022年秋の値上げ、何がある?
そろそろ勘弁してほしいですが、まだまだ値上げラッシュは続きようです。心して準備していきましょう。
10月の値上げ、ペットボトル飲料やビール、タイヤまでと幅広く、家計に大ダメージ
飲料
- 小型ペットボトル飲料「コカ・コーラ」「綾鷹」「い・ろ・は・す」など120品目を6〜18%値上げ
- キリンビバレッジ(10/1〜) →「午後の紅茶」や「生茶」などのペットボトル入り清涼飲料127品目を20円(6〜25%)値上げ
- 伊藤園(10/1〜) →「お〜いお茶」などペットボトルや缶の飲料製品136品目を4〜22%値上げ
- サントリー食品インターナショナル(10/1〜)→「サントリー天然水」や「サントリー緑茶 伊右衛門」などペットボトル入り清涼飲料を一律20円の値上げ
- アサヒ飲料(10/1〜) →「三ツ矢サイダー」や「ウィルキンソン」、「カルピス(濃縮タイプ)」などペットボトル入り清涼飲料など163品目を4〜16%値上げ
- ダイドードリンコ(10/1〜) →「ダイドーブレンド微糖世界一のバリスタ監修」などペットボトルやボトル缶飲料の希望小売価格を9〜25%値上げ。スーパーやコンビニなど小売り向けの飲料が対象。コーヒー豆の価格高騰や円安などが要因。一方で「ダイドーブレンドオリジナル」などプルタブ式の缶コーヒーは大半の商品で価格を据え置く
シリアル
- カルビー(10/3〜) →シリアル商品「フルグラ」の内容量を400グラムから300グラムに減らす実値上げを実施
調味料
- 味の素(10/1〜) →家庭用の主力調味料「ほんだし」シリーズ27品目や「アジシオ」などの塩調味料12品目、コンソメ製品12品目などを約2〜12%値上げする。「ほんだし 120グラム箱」は想定店頭価格453円から486円になる。
- キッコーマン(10/1〜) →焼肉のたれやみりんなど計75品目で値上げ。たれ類で約5〜10%、みりん類で約4〜11%引き上げる。
- タマノイ酢(10/1〜) → 主力の粉末調味料「すしのこ」を始めとする液体調味料や濃縮飲料の出荷ベース価格を5〜20%値上げ。75グラム入り「すしのこ」1袋が173円から197円に、500ミリリットル入り穀物酢が1瓶127円から163円に値上げ。
マヨネーズ
- キューピー(10/1〜) →家庭用のマヨネーズやマスタード、パスタソースなど93品目を2〜20%値上げする。マヨネーズの値上げ幅は3〜11%で主力の「キューピー マヨネーズ 450g」は参考小売り希望価格を436円から475円にする。業務用もマヨネーズやマスタード、ソース類など157品目を1〜15%値上げする。3月のマヨネーズの値上げに続く処置。
酒類
- 白鶴酒造(10月出荷分より) →「白鶴 サケパック まる 2リットル」「上撰 白鶴 1.8リットル」などの代表商品の日本酒を5〜10%値上げ
- コカ・コーラボトラーズジャパンHD(10/1〜)→缶チューハイ「檸檬(れもん)堂」を4〜7%値上げ。檸檬堂ブランド6商品が対象で150円から160円になる。350ミリリットル缶のみで500ミリリットル缶は対象外。「よわない檸檬堂」も対象で132円から137円になる。
- アサヒビール(10/1〜) →「アサヒスーパードライ」「クリアアサヒ」などのビール類、ノンアルコール飲料、缶チューハイ162品目で6〜10%、国産ウイスキー10品目で7〜17%値上げ
- キリンビール(10/1〜) →「キリン一番搾り生ビール」「本麒麟」などのビール類や「氷結」などの缶チューハイなど酒類278品目を6〜13%、輸入洋酒を7〜17%値上げ
- サントリーホールディングス(10/1〜) →「ザ・プレミアム・モルツ」や「金麦」、チューハイの「こだわり酒場のレモンサワー」などの酒類507品目をビール類6〜10%、酎ハイなどは2〜6%値上げ
- サッポロビール(10/1〜) →「サッポロ生ビール 黒ラベル」や「サッポロ DOLD STAR」、チューハイの「サッポロ 濃いめのレモンサワー」などビール類、酒類121品目を4〜12%値上げ
- ヤッホーブルーイング(10/1〜) →ほぼすべての商品で値上げを実施。主力商品の「よなよなエール」をはじめ缶ビールは最大10%程度値上げする見通し。
- 宝酒造(10/1〜) →日本酒「松竹梅」や焼酎「宝焼酎」、みりん「タカラ本みりん」を含む焼酎や清酒など計715品目を1〜12%値上げ。日本酒の松竹梅「天」の参考小売価格が1443円→1546円(税抜)へ。
- 日本盛(10/1〜) →日本酒とリキュール約160品目を5〜10%程度値上げ。代表商品の「上撰」(1.8リットル)の参考小売価格は2035円から2197円、「晩酌」(2リットル)は1608円から1720円になる。
- オエノンホールディングス(10/3〜) →缶チューハイや清酒、ワインなど161商品223品目で2.6%〜21.1%の値上げ
- 雲海酒造(10/1〜) →主力の本格芋焼酎「木挽BLUE」など57品目を6〜13%程度値上げ
即席コーヒー
- 味の素AGF(10/1〜) →即席コーヒー「ブレンディ」シリーズで容量の削減や値上げを実施。スティックタイプ32品目とクリーミングパウダー6品目を16〜22%値上げする。「ブレンディカフェラトリースティック」の税込み参考希望小売価格を257円から298円に引き上げる。
- キーコーヒー(10/1〜) → コーヒー豆や粉、インスタントコーヒー、コーヒー飲料など約60品目で5〜20%値上げ。 コーヒー生豆の価格が高止まりし、円安により輸入コストが増加したため。 主力のコーヒー粉「プレミアムステージ キリマンジャロブレンド」の参考店頭価格は753円から807円に上る。
加工食品
- 伊藤ハム米久ホールディングス(10/1〜) →傘下の伊藤ハム(221品目)と米久(70品目)で家庭用と業務用のハム・ソーセージなどを3〜30%値上げと内容量減による実質値上げを実施。伊藤ハムの主力ソーセージ「グランドアルトバイエルン」は127グラムから120グラムに約6%容量が減る。
- 伊那食品工業(10/1〜) →「かんてんパパ」ブランドの大手寒天メーカー。消費者向け製品約200品目を平均12%程度値上げ。円安によるテングサなど原料の輸入コストや、 包装資材や物流費などのコストの上昇による。
乳製品
- 森永乳業(10/1〜) → 家庭用チーズやクリーミングパウダー「クリープ」など計39品を4.8〜12.5%値上げ、または内容量5.9〜16.7%減らすことによる実質値上げ。 主力の「クラフト 切れてるチーズ」は希望小売価格を400円から450円に上げる「クラフト スライスチーズ」は希望小売価格400円から420円に引き上げ、内容量も126グラムから112グラムに減らす。クリーミングパウダーは6品、10.4から11.2%値上げ。「 森永 クリープ」85グラムは 希望小売価格270円から300円に引き上げる。
菓子
- 岩塚製菓(10/1〜) →主力商品「 岩塚の黒豆せんべい」「味しらべ」など米菓製品全22商品で6%から12%程度の値上げ。 食用油や 包装資材等の原材料とエネルギー価格の高騰による。
外食
- FOOD&LIFE COMPANIES(10/1〜) →「スシロー」郊外型店舗にて最低価格を110円から120〜150円(税込)に値上げ
タイヤ
- 横浜ゴム(10月〜) → 市販用タイヤを最大8%値上げ。原油価格高騰によって原材料費やエネルギー費が上がり続けるているため。
- 日本ミシュランタイヤ(10月〜) → 市販用タイヤを3〜8%値上げ
なお、9月の値上げラッシュはこちらの記事をご参照ください👇
まとめ
今年の10月の値上げラッシュをまとめました。ペットボトルのジュースやお酒類が値上がりしますので、我が家も大ダメージです。またマヨネーズの値上がりはマヨラーの僕としては相当痛いです。この辺りはAmazonや楽天などのネットスーパーで今のうちに安く買いだめしておくのが賢明ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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