こんにちは、ぴよたです。さて、乾燥が気になる季節です。空気が乾くと喉も痛めやすく風邪をひきやすくなる故、我が家はリビングと寝室にそれそれ空気加湿清浄機を1台ずつ設置しています。
※この記事は2021年12月に書いたものです。ご承知おきください。
リビング用はここ数年前に買い足した、比較的新しい商品ですが、寝室用は夫婦2人で東北で暮らしていた時に調達したもので、もう10年くらいは経っていて、上部の吹き出し口のルーバーなんかは子供たちがイジってほぼ動かなくなっており、そろそろ買い替え時です。
現在色々とリサーチ中なのですが、その過程で空気清浄機加湿器を選ぶ際に”加湿”機能にスポットを当て、機能ごとの特徴をまとめました。まず、加湿器には加湿の方法により大まかに3種類あります。気化式、スチーム式、そして超音波式です。また、それぞれのいいとこ取りのハイブリッド式というのもあります。それぞれの特徴を以下に説明します!
- 気化式
- スチーム式
- 超音波式
- ハイブリット式
気化式
水を含ませたフィルターにファンで風を当て水分を気化させる方式。メリットは熱源を必要としないので電気代抑えられます。熱くならないので高齢者や小さなお子様がいるご家庭には安心ですね。デメリットは気化による加湿は非常にゆっくりなので、加湿に時間がかかる事。フィルターの清掃交換が必須で年一回程度。またファンで風を当てるので運転時の動作音がうるさいので、デシベルを確認した方が良いかもしれません。
スチーム式
加湿器の中にヒーターが入っていて、加熱して水蒸気を発生させます。短時間で広範囲に加湿できるのがメリットですね(やかんから出る湯気みたいなイメージ)。加熱するので内部の雑菌の繁殖が防げるのもメリットです。デメリットとしては、熱源が必要なため電気代が高くなる傾向にあることです。加湿器の吹き出し口が熱くなることがあるので安全性に配慮した製品を選ぶ必要あります。高齢者や小さなお子様がいるご家庭は注意が必要です。
超音波式
水に超音波の振動を与えることで小さな粒子を噴出するタイプです。加湿力はスチームよりは劣るが気化式よりはよく、運転してすぐに加湿を始めるのがメリットです。また小型のものも多く、リーズナブルで買いやすいこともメリットと言えそうです。デザイン性に優れたものも多くインテリアとして映えるものも多いですね。デメリットは熱も加えずフィルターも使わないので雑菌が繁殖しやすいこと。こまめにタンク洗浄の必要があり、少々手間がかかります。頻度は1日一回程度でしょうか。水道水に含まれるカルキの成分で部屋や吹き出し口周りが白く汚れることがありますので、そちらもお手入れが必要です。
ハイブリッド式
上記3タイプのいいとこ取りです。
①スチーム式+超音波式
超音波式にスチーム式を組み合わせ、ヒーターで温めた熱湯を霧で吹いて加湿します。 超音波式のデメリットだった「雑菌が繁殖しやすい」点を加熱することでクリアし、 衛生的でかつ部屋の温度が下がりにくくなっています。また、スチーム式のように熱々の水蒸気を出すわけではないので、火傷の心配もありません。 静かなので夜のご利用も安心です。 超音波式に比べると、本体価格や電気代が高くなる傾向になるので、購入前に確認した方が良いかもしれません。 また、スチーム式に比べ、水蒸気の水滴サイズが大きいので、結露ができやすく部屋が濡れる心配もあり注意が必要です。
②気化式+スチーム式
気化式にスチーム式を組み合わせ、濡れたフィルターに温風を当てて加湿します。 濡らしたタオルをドライヤーの熱風で乾かしているイメージです。 気化式の室温を下げやすいというデメリットを解消し、よりスピーディーに加湿することもできるようです。静かなモデルが多く、運転音が気になりません。一方で本体価格が高めな傾向にあります。気化式と同じく定期的なフィルターの交換も必要で、気化式よりも電気代はやや高くなるため、 ランニングコストも考慮して検討した方が良さそうです。また、ご購入の際にはタンク容量や水のタンク形状など、給水のしやすさも考えましょう。
我が家の検討中
以上を踏まえまして、我が家で検体しているモデルは2つ。まずはこちら。
「バルミューダ レイン」です!もうデザインありきですが、機能面でも優れています。これは気化式で、消費電力も小さく雑菌の放出もなく衛生的、加湿しすぎることもありません。本体の下の方から乾燥した空気を取り込んで、水分を含んだフィルターを通してウィルスを除去した綺麗で湿度のある空気を出します。そして、上部から水を注ぐという斬新なスタイル。。!でも高いので、保留です!
もう一つはこちら。
象印の加湿器。そう、あの魔法瓶の象印です。魔法瓶で培った技術を惜しみなく注ぎ込んだ、見た目ポットのような加湿器です。こちらはスチーム式です。雑菌の繁殖が抑えられる一方で熱い空気が出るので小さい子供がいるご家庭には危険なのですが、チャイルドロックや蓋開閉ロック、転倒お湯漏れロックもついていて、子どもがいても少し安心です。またこの機種はポットと同じ構造でフィルターがなく、お手入れが簡単です。またポットと同じように上から水を注ぎます。
ということで、もう少し悩みそうですが、皆さんの加湿器選びの一助になれば嬉しいです。一緒に悩みましょう!
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